先日、経営者団体の勉強会で「信頼」を考える場がありました。
ある人曰く「世の中に『信用金庫』はあるけど、『信頼金庫』は無いよね」と話をしていました。
確かにそうです。
金融機関は、相手の与信を調査し、そのうえで、担保を設定し、返済の契約を取り貸付をします。
相手が返済義務を履行できるかどうか、信用できるかどうかを判断し、契約関係で貸付を実行します。
また、預金者も「金融機関」との契約関係で預金をしていることになります。
「信頼」は、「信じて頼る」という関係となりますから、「信じるに足る」と考えられる関係であることが前提となっているのでしょう。そのうえで、頼っていく関係となってきます。
「信じて頼れる」という関係が、これからの社内関係や取引先との関係が生まれてくる企業が、生き残っていけるのだと思います。