先日「夢をかなえるゾウ」という本の著者、水野敬也氏のサイン会に行きました。
私は活字がすごく苦手でしたが、昨年の秋頃に今年は読書の秋にしようと思いネットで「おすすめの本」というのを探して本屋に行きました。
ネットで見た本を手に取ってみましたがどうも惹かれるものがなく、その後40分ぐらい物色して「そろそろ帰ろうかな」と思った時に目に入ってきたのがこの本でした。
「夢をかなえるゾウ・・・前に話題になっていたしおもしろいかも」と思って買いました。
するととてもおもしろいし読みやすいし為になるわで、あっという間に読み終えました。
その後、水野先生の本を3冊読みました。
この方のブログはとても上品とは言えない内容なので、さぞかし変わった方だろうと想像していましたが、清潔感もありとてもかっこいい方でした。
「あなたの元に幸運が訪れますように!!」
「あなたの夢、まちがいなく叶うでぇ! byガネーシャ」
と書いてくれました。サインしてもらった本は私の宝物になりました。
~夢をかなえるゾウ~
成功したいと切に願っているサラリーマンの元にゾウの姿をしたガネーシャというインドの神様が現れます。
ガネーシャは主人公にこれから毎日やるべき課題を出します。
その課題とは、靴を磨く、トイレ掃除をする、人の良いところをほめる・・・などなど20以上の課題と最後に大きな課題が1つ用意されています。
ガネーシャ曰く、それはすべてこの世界で偉業を成し遂げた人たちが日常生活の中でやってきたことだそうです。
主人公は半信半疑で課題に取り組み始めます。
(やまちゃん)
最近「絆」という言葉が目立つようになったので調べてみた。
「絆とは、断つことのできない人と人との結びつき。ほだし。「紲」とも書く」(語源由来辞書)とのことであった。
解説では、「絆は犬や馬などの動物を繋ぎとめておく綱のことをいい、平安中期の辞書『和名抄』にもその意味で使用例が見られる。絆は離れないよう繋ぎとめる綱の意味から、家族や友人など人と人を離れがたくしている結びつきを言うようになった。」とある。
私たちのまわりに広がる不安や不確定な事象に対して、確実な人間と人間とのつながりを再確認しようとする思いがあるように感じる。
東日本大震災の知人からの情報では、「報道では無視されているが、最近、被災者の自殺が急増している」とのことであった。
生きている目的や意味が分からなくなったことで自分自身を否定することになったとしたら、あまりにも無念である。何らかの希望が見えることで生きる力が得られるものとして“糸の半分を持ち合う”「絆」の役割は大きいと思う。